1.建物構造の合理化
(ハイブリッド工法と火災保険の関係)
弊社は、零細企業ですが、先代の頃から商品開発を進め、ツーバイフォー工法と木造在来工法を組み合わせた
ハイブリッド工法を開発し、特許取得に成功しました。
この工法は、ツーバイフォーの良いところと木造在来工法の良いところを全て取り入れ、
強度とコスト削減を高次元で実現させています。
これにより、通常の木造住宅と比べ、5%~10%のコスト削減を実現。
地震に強く耐火性にも優れた商品になり、通常の住宅よりも安全な住宅になっています。
そのため火災保険も40%近く安くなりました。
保険の内容は、火災、水災、風災、落雷、物損、盗難被害、地震、と必要なもの全てをカバー。
しかも、他社の火災保険のみの保険と同等の価格を実現しました。
2.+α(プラスアルファ)の空間って何?
弊社の建物は、標準で屋根裏部屋と屋根裏収納がついています。
これらの事を、弊社では、+α(プラスアルファ)の空間と呼んでいます。
これらは、2×4の特性を活かすことで、非常に安いコストで標準化することを実現しました。
3.間取りの特許も取得(税金・建物販売価格)の削減
何十年もの間、過去に引き渡した住宅に、実際お住まいのお客様の意見を取り入れることにより、
理想的なレイアウトコード(間取りの設計原則)を開発。
間取りの特許を取得しました。
その他、現在も出願中の商品もあります。
弊社の商品は無駄を省き、便利さと使いやすさに特化した商品です。
ある程度の居室の広さを確保しながら、+α(プラスアルファ)の部屋と収納を確保し、徹底的に無駄な部分を省くことにより
建物販売価格の削減、固定資産税の削減につながっています。
4.材料等は直接仕入れしています
建築に使用する材料等は、メーカーや問屋から直接仕入れています。
直接仕入れることにより、中間マージンなどの中間コストを省き、コストの削減をおこなっています。
5.直接仕入れ・直接施工
いわゆる丸投げ、というようなことを弊社では一切いたしておりません。
ほぼ、すべての材料を直接仕入れ、職人さんに供給。
現場の職人さんには、弊社の仕様書と指示にしたがって施工をしてもらっています。
これらにより、かなりのコスト削減ができています。
コストカット内容の20%ぐらいが、直接仕入れや直接施工、オリジナル部材開発に伴うものです。
6.オリジナル部材の開発
自社独自の部材(オリジナル部材)を開発、
普及品を加工してオリジナル部材としています。
もともと、普及品のものを利用しているので、品薄になることがなく、コスト削減につながります。
又、普及品を多く仕入れることで、コストダウンにつなげています。
7.年間の施工棟数を多くする
上記の方法プラス、メーカーや仕入先に、ある程度年間の受注の約束をし、大量に仕入れることを約束します。
ある程度、商品を限定し、大量に受注する事で、リーズナブルな価格で提供していただき、販売価格に反映しています。
これらの合理化によりコストダウンをしていますが、年間に30棟以上施工していますので、
エアコン、カーテン、照明(LED)を標準仕様にしています。
追加工事が必要ない、余分な費用が掛からない、そんな住宅の開発に日々取り組んでいます。
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